人生に活かせるスピリチュアル~デヴィッド・ホーキンズ博士の教えから

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

エゴの罠

self(エゴとマインドの複合体) その32 2021/2/1

明らかにされた真実の絶対的主観性は、エゴからのみ由来するすべての考察と不確実性を排除する。エゴが崩壊するとき、すべての論争は消えて静寂に置き換えられる。疑いとはエゴである。 マインドが証明できない命題というものが、その命題が偽であることを意…

self(エゴとマインドの複合体) その31 2021/1/31

人間においては線型的データを処理し解釈する能力のみならず「スピリチュアル」と呼ばれる意識/気づきの非線形的エネルギーもまた利用可能であった。なぜならエネルギー源は非身体的なものであり線型的コンセプトによって定義されるものではなかったからで…

self(エゴとマインドの複合体) その30 2021/1/30

(傲慢のレベルにおける)エゴの虚栄心とは、神の存在を否定できると信じ込んでいる、その終わりが見えないこととうぬぼれの強さである。認知は線型的シンボルに閉じ込められた言語的な仮定でしかなく、精神的プロセスの限界あるコンテントでしかない。客観…

self(エゴとマインドの複合体) その29 2021/1/29

人間のエゴの非常に基本的な構造に生まれつきなのは、己が生み出したプログラムに現実と真実を見出して信じ込んでいることと、己をただす能力に生まれつき欠けている(=自己修正する能力がない)という事実に気が付いていないという、その生まれつきのアホ…

self(エゴとマインドの複合体) その28 2021/1/28

ネガティブ性の持続性の背後にあるのは主にネガティブ性から得られるエゴの秘密の報酬(「甘い汁」)である。 この秘密の報酬こそがエゴの唯一のエネルギー源である。それゆえ、エゴは、許しのことを、共感のこともそうだが、「敵」とみなす。 selfはマイン…

self(エゴとマインドの複合体) その27 2021/1/27

人間の精神というものはコンピューターのハードウェアのようなものだと覚えておけばよい。それは、インストールを試みられたソフトウェアを何でも無邪気に受け入れてしまうものであると。ソクラテスが言及した、「すべての過ちは非自発的なものである。なぜ…

self(エゴとマインドの複合体) その26 2021/1/26

犠牲者であること、殉教者であること、あるいは敗者であることには、秘密の報酬と満足がある。 フロイトが発見したように、動物的性質による罪悪感から人間は己の人間たるゆえの欠点を抑圧し、ないしは同様の欠点があるであろうことを他者に、あるいは神性に…

self(エゴとマインドの複合体) その25 2021/1/25

我々は「誰」なのかという感覚は主に肉体・個人的性格・それらについての感情的な投資を伴った精神化プロセスとの同一化によって発生する。人は、身体、また身体の感覚がいかに失われようとも、self(小さな自己)は「私」という感覚を抱き続けるということ…

self(エゴとマインドの複合体) その24 2021/1/24

エゴは現実でもなければ生命の存在の源でもない。それゆえ、エゴは瓦解しやすい。それは原始的だが本質的に主権者ではない。エゴはその幻想的性質が認識されるまでは、支配的である。(=エゴは幻だというその本質が認識されれば支配権を失う) 肉体それ自体…

self(エゴとマインドの複合体) その23 2021/1/23

エゴは、快楽と獲得を通じた生存を探し求めることをプログラムされた経験をするときの主体であろうとすることの一点に集中する。エゴは幸せというものを、獲得し、所有し、組み込むことだとみている。それゆえ、その経験したがりやさんは「獲得する」ように…

self(エゴとマインドの複合体) その22 2021/1/22

エゴは細目向けであり目に見える部分のフィールドのうちの線型的コンテントである。(根本ではない、ということ)目に見える効果それじたいは排他的かつ制限のあるものであるー主に対象物の手前にフォーカスするために、そしてそうすることで操作しやすくな…

self(エゴとマインドの複合体) その21 2021/1/21

増長したエゴは理論、合理性による改善だけでなく、真実性による検証が欠けている。 エゴの性癖に対する依存は快楽というものがネガティブ性から得られる感情的報酬に由来するという中毒性にも似ている。それゆえ、ネガティブな立ち位置は、己を永らえようと…

self(エゴとマインドの複合体) その20 2021/1/20

エゴにとっては、「ほしいもの」とは「必要なもの」と解釈でき、そのため、「所有していなければならない」と解釈されてしまう。それゆえ、それを追い求めるために必死になり、思い切った、無謀なことをすることすらある。そのため、欲望は絶望へとエスカレ…

self(エゴとマインドの複合体) その19 2021/1/19

ずる賢いエゴは、自分の尊大さを、己こそが神であると宣言し本当の神性に取って代わろうとすることで(ネロやシーザーやその他尊大な指導者が当てはまる)、あるいは、本当の神性とはまた別の、特別に規定され、権限を与えられた神性があるのだと宣言するこ…

self(エゴとマインドの複合体) その18 2021/1/18

人類の中にある原始的なエゴの粘り強さは、いわば「自己中心性」のナルシスティックな核心といってもいいだろう。それは意識レベル200未満、つまり誠実性への重要なレベルを超えることができておらず、自分にしか興味がない、他人の権利に関心がない、そして…

self(エゴとマインドの複合体) その17 2021/1/17

エゴは自分の限界を傲慢的な否定をもって防御するため、己の犠牲者となってしまう。 意識調査のテクニックを利用するという発展的分析から、人間のエゴというのはそれ自体が主に生き延びるという動物的進化の根源の製造物でありかつ継続したものであるという…

self(エゴとマインドの複合体) その16 2021/1/16

エゴはその根本において極度に自己中心的であり完全に倫理的原理を欠いている。 (筆者註:エゴがもともと肉食動物由来の「獲物を獲得し生存する」本能に基づいたものであることを考慮すれば頷けるかと) エゴは自分自身の犠牲者である。厳密な内省によって…

self(エゴとマインドの複合体) その15 2021/1/15

エゴは致命的な(=人間の努力ではもはやどうすることもできないような)状況を正しく評価することができないだけでなく、 むしろ喜んでその状況に殉じるように生命を終わらせようとする。それゆえ、エゴは潜在的に致命的な輩であり、自分が間違っていること…

self(エゴとマインドの複合体) その14 2021/1/14

エゴにとって、自己報酬システム(=ネガティブな感情に耽って自己憐憫に陥り、その立場に依存すること)を放棄することは損失を意味する。エゴは神を信用していないため、生計を維持し、生き残り、楽しみを得るための源はエゴ自身しかないと信じている。エ…

self(エゴとマインドの複合体) その13 2021/1/13

己の内側にある誠実性にコミットすることによって、エゴの反応の基盤となっているのがエゴ由来の快楽であるということが明らかになる。自己憐憫、怒り、憤怒、憎悪、傲慢さ、罪悪感、恐怖等々の報酬にはそれ自体に満足感がある。その快楽とは、病的に聞こえ…

self(エゴとマインドの複合体) その12 2021/1/12

エゴは、その恐るべき快楽と満足を、誠実性のないレベル(=意識レベル200未満の各レベルのこと)、つまり傲慢さ・怒り・欲望・罪悪感・恥・そして悲しみといったレベルのどこからでも搾り取る。その苦しみのひそかな快楽は中毒性がある。多くの人々はその人…

self(エゴとマインドの複合体) その11 2021/1/11

エゴ/マインドなるものは世界を経験しているのではなく、自分の知覚(=モノの見方)のみを経験しているのだ、ということを常に念頭に置いておくことだ。 エゴというものは本当の「あなた」ではない。それはこの世に人間として生まれたと同時に人間の一部と…

self(エゴとマインドの複合体) その10 2021/1/10

試みは内側からやってくる。それはエゴの報酬と満足と衝動を経験したいという欲望である。それがたとえ単なる好奇心あるいは(子供が駄々をこねるような)欲しがりでしかないとしても。 人間のエゴは邪悪が「外側に」存在するように見せかけるのが好きであり…

self(エゴとマインドの複合体) その9 2021/1/9

より重要なのはエゴの性質ではなく、「私」とか「私の」とか「私自身」という概念とエゴの同一化という問題である。エゴは「それ」として(人間に)継承されているのであり、実際にも非個人的な「それ」である。問題は、人がエゴを個人的なものとしたり、自…

self(エゴとマインドの複合体) その8 2021/1/8

エゴは極端にしつこいため、時折、(エゴが生み出す)偏見を手放すには極端な状態(=所持金が底をついた、とか)を必要とするように見える。たった一つの明らかな真実を学ぶのにさえ何世紀にもわたりおびただしい数の人間の集合的経験を必要とすることすら…

self(エゴとマインドの複合体) その7 2021/1/7

エゴの粘り強さの源を探し当てるにつれ、我々は驚くべき致命的な発見をする。それは、我々は自分自身に魅了されている、ということだ。 エゴはひそかに犠牲者の立場を「愛して」執着し、痛みと苦しみから歪んだ快楽とぞっとするような正当化を生み出している…

self(エゴとマインドの複合体) その6 2021/1/6

エゴとは思考と行動の背後にある想像上の行為者である。その存在は生存のために必要でありかつその本質であると固く信じられている。その理由はエゴの主要な性質というものが偏見であり、そして、想定された因果律の枠組みによって制限されている。 エゴは己…

self(エゴとマインドの複合体) その4 2021/1/4

エゴの世界というものはあたかも鏡の家のようである。その中でエゴは鏡の中に次々と現れるイメージを追いかけては彷徨い、失い、混乱しているかのようである。人間の人生というものは、迷路を脱出しようとする試みにおける終わりなき試練と過ちに特徴づけら…

self(エゴとマインドの複合体) その3

意識の進化はエゴの進化的性質とその構造を知ることで加速される。 The progress of consciousness is facilitated by an awareness of the evolutionary nature of the ego and its structure. 気づきとは進化的進歩だ。スピリチュアルな進歩はエゴの本当の…

self(エゴとマインドの複合体) その2

(訳) 「エゴ」の性質 ホーキンズ博士はエゴのことを「思考と行動の背後にある想像上の行為者」と表現している。この「凝り固まった思考習慣のセット」は社会的コンセンサスと無意識の反復によって強化され、個人的な自己という幻想的(=現実的でない)感…