ブログLSOスピンオフ 人生に役立つスピリチュアル特集

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

怒り その4 自分が密かに欲しいもの

9月19日(日本時間に直すと9月20日)は

デヴィッド・ホーキンズ博士の命日であります。

私としましては、生前お会いすることがなかったのが

残念といえば残念ですが、人生の前半において

博士の教えに出会えたのは一生ものの宝だと思っております。

 

本題に戻ります。

 

自分が欲しいもの、他人からの主張というのは

向けられた当の本人からするとプレッシャーになります。

交際中のカップルのうち女性の側が結婚を強く望むと

男性側がその話題を避けたり浮気に走ったりするのは

あちこちで見られる現象かと思います。

(この現象は「男の子/女の子現象」として著書内に紹介されています)

 

このプレッシャーというのは無意識のうちに感じてしまうものです。

そのため、相手がたは無意識のうちにそれに抵抗するようになります。

 

特定の人と付き合いたい。会いたい。

そう思えば思うほど叶わない のは、

上記のメカニズムが原因です。

 

前回記事の夫婦の例で言えば、

どちらもお互いに自分のことを認めて欲しい! と

承認を求めているわけですが、

同時に相手からの「私・俺を認めてよ」の感情を

無意識のうちに感じ取っており、それがプレッシャーとなって

お互い無意識のうちにそれをブロックしようとします。

 

それが夫婦不和の原因だとしたら…

 

なぜ、お互いプレッシャーをかけられている気がして

お互いそれに抵抗(それも無意識に)しようとするのか?

それは、

そのプレッシャーによって自分自身の選択が否定されるからです。

 

博士はこのプレッシャーを「感情的な脅迫」と呼んでいます。

 

無意識の公式はこうです。

「私に欲しいものをください。

 さもなくばあなたに撤退(=縁切り)、怒り、拗ねることで

 あなたを罰します」

 

また、いわゆるおべっかで人を釣ろうとする

プレッシャーに気がついたときも、人は抵抗を感じるものです。

 

要約すると、

人は自己犠牲によって動機を与えられたとき、

これだけ書くと難しい言い回しですが、

長年交際していながら相手がなかなか結婚に踏み切らない

という状況下で「こんなに長い間彼に尽くしてきたのに…

このままじゃ適齢期も過ぎるし子供も欲しいのに作れないよ(怒)」

と感じたときに、相手にプレッシャーをかけるようになります。

ですがこの状況で相手にプレッシャーをかけても

おそらく結婚できないか、よしんば結婚したとしても

破綻するケースの方が多いのも事実です。

この状態で、

「結婚してくれなきゃ死んでやる!! 職場にも言いふらしてやる!!」

なんてプレッシャーをかけても、

相手は不快に思うだけです。

 

つまり、強制的に自己犠牲の穴埋めを求めても

満足は得られないのです。

このとき、自分の求めるものが得られないために

怒りを感じることがあれば、

それは自己犠牲の傲慢さから生まれるものであります。

これが、博士独自の言い回しである、エゴが生み出す

一種の秘密の虚栄心であります。

犠牲を認識してもらえないから怒りに苦しむ。

 

側から見るとおかしな構図ではありますが

当の本人はそりゃもう必死ですから

気づきがない限りそこから抜け出すのは至難の技です。

 

さて、そのパターンをやめたいと思うのなら、

・傲慢さを認めて放棄する

・傲慢さが生み出す秘密の喜び(自己憐憫のこと)を

 密かに求めちゃってる!!ことを認めて放棄

・自分の努力を他人に見てもらうのではなく、

 自分自身へのギフトとして捉える

ことですよ…と博士は教えてくれています。

 

R.I.P.