ホーキンズ博士は、人間が怒りを覚える原因の一つとして、
「自分が他人に対して行った愛の行為が承認されていないこと」
つまり、他人に対しての
・思いやり
・丁寧な接し方
・配慮
・励まし、何かを与えたり教えたりすること
について他人から何も反応がない時に怒りを覚える、
と説明しています。
これはかなりの方が経験があり、
また納得されるのではないでしょうか。
このことについて博士はなんと言っているか?
ですが、
相手が自分の新設を理解・感謝していない、
という怒りが、自分の心の中で何年も続くことがある。
しかし…、
自分がそう感じるのなら、
他人も自分に対してきっとそう思っているはず。
まずは自分についての感情の理解を進めることだ。
上記の怒りを相殺・手放すにはどうすればよいか?
それは、自分に向けられた他人の言動を素直に認めることだ
と 博士は説明しています。
自分に向けられたすべてのコミュニケーションを認めることだ、と。
この例として博士はこう著述しています。
友人が自分に電話をくれたら、電話をくれたことに感謝する。
そのことで友人の価値を認めることができ、
友人との関係がさらに強固なものとなる。
そのように、
「ポジティブに相手に応答すること」
が人生における価値観の認知であり、
数日のうちにすべての関係が劇的に変わるよ
と博士は教えています。
そして、人間関係を確かめるために自分に向けて
こう問いかけることも有効です。
「毎日のように接している人
(のうち自分にものすごく批判的な人)
について私は何を認めていないのだろう?」
と。
これを当の対象者に直接聞くのではなくあくまで
自問するのです。
すでに自分のことを嫌いになっている人に
こんなことを聞いてもおそらくまともな答えは得られません。
シカトされるか鼻であしらわれるか、程度です。
これをやる霊的な目的は、
その人に対するネガティブな感情をすべて捨てて、
信用し、その人の価値を認める ことで
彼らが実は密かに悪役を買って出ることで
我々の感情面での成長発達を促してくれている
ということを理解することなのです。
場合によっては貴重な仲間が増えることに
なるかもしれませんし。