人々は、自分の「身体」に反応しているのではなく、自分の内面の態度、エネルギー状態、意識レベルに(無意識のうちに)反応しています。
たとえば、気分が落ちているとき、いつも仲がいい人がなんだかそっけない。
敏感な方だとそう感じるかもしれません。
これは、相手が、自分のエネルギー状態に反応しているというだけの話なんですね。
身体はそれ自体を経験することができない、というのは博士の話です。
一瞬、はぁっ!? と思われそうです。
簡単に言えば、身体に何が起きているのかを知ることができるのは、マインドがしっかりしているからなんです。
マインドがない状態というのが、いわゆる麻酔をかけられた状態です。
博士風に言えば、「マインドだけが身体を経験できる」という言い回しになります。
なので、マインドの領域、もっと言えば思考や感情や認識を変えると、身体もそれに従うことになります。
なので感情を、特にネガティブな感情を手放せ! というわけなんです。
特に、身体に悪さをする感情は、罪悪感です。
重要なので太字にして文字も大きくしました。
罪悪感が悪さをする領域は何も病気だけではなく、人間関係や金銭関係その他全てにおいて悪影響をもたらすものではあります。
なので罪悪感は手放すべきシロモノなのです。
どうしても頭の中から罪悪感が抜けない場合は、他のネガティブな感情を見つけて手放すことを繰り返す のでもよいかと思います。
大事なところなのでもう一度文字を大きくします。
罪悪感は、「自分を処罰すること」や「自分で自分に報復すること」が大好きです。
なんと言っても、罪悪感ですから。
自分が悪いんだ、と言っているのです。
だから、自分で自分を処罰して苦しめなければ気が済まない。
ですがこの罪悪感の出処は、霊的真実の観点から見たら「幻」でしかないエゴですから、そこは惑わされないように。
そんな罪悪感ですから、自己処罰の手段として、病気を持ち出すのです。
病気とまではいかなくても、苦痛をもたらします。
事故も罪悪感が引き起こす現象の一種です。
健康でいるには、何よりも、罪悪感を手放すのが先です。
ネガティブ性や罪悪感から解放されている人は、病気や苦しみから解放されやすい と博士は話しています。
なお、意識のマップ上、罪悪感は「非難」とリンクします。
罪悪感の意識レベルは30、神というものを「悪意に満ちた悪魔のような存在」とみなし、自分のことは「邪悪なやつ」と思うレベルです。
自分で自分のことを愛せない、かなり危険なレベルです。
たとえば、芸能人の不倫報道を見て、自分と関係ないはずなのに非難している方々。
その非難したくなる気持ちを手放すのが先、かもしれませんよ。
本日の参考文献はこちら。

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