ブログLSOスピンオフ 人生に役立つスピリチュアル特集

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

傲慢さと人間関係とサレンダー

「傲慢さ」(英語では「Pride」と表記)はネガティブな感情の中では比較的パワーがあるほうだとされています、が、やはりネガティブ=破壊的であることに変わりはありません。

 

ところでビジネスの世界では、この傲慢さに由来する態度は概ね歓迎される傾向にあります。

完璧主義、礼儀正しい態度、信頼性、「良い人格」、潔癖性、労働の尊重、度がすぎる野心、成功への執念、道徳的優位性 など、表面上は「よいとされているもの」の形をとることが多いためです。

傲慢さの意識レベルは175。

ポジティブの臨界点である200にかなり近くなってきますので、しかもあるていどパワーもありますし、一見、「明らかにネガティブの度合いが高いもの・人」に比べると見分けがつきにくいことがあります。

(とはいえ、だんだんと化けの皮が剥がれてきますが)

 

しかしこれが度を過ぎると、傲慢さ、虚栄心、醜さ、偏見、不信仰者を正義の名の下に殺害する という行動に現れるようになります。

 

「善悪の判断をつける」という主義は、実は、意識レベル180とネガティブなのです。

同じ事案でも、その背景(ホーキンズ博士の言葉で言えば「コンテクスト」)が異なれば結論も異なってきます。

それを無視して「これは良い。これは悪い。」とジャッジメントを下すということ自体がネガティブであるのだということです。

 

日本語で「プライド」というと良い意味(いわゆる自己肯定感)にも使われますが、英語圏でPrideは良い意味は含まれていません。

傲慢さの根底の目的とは、

他者から称賛を得ること、批判・拒絶を避けること、受け入れてもらうこと、重要人物であり続けること、そしてそれらを通じて自己無価値感情を克服する=自尊心を満たすことです。

しかしこれは本物の自尊心ではありません。

博士は、LOC.175の傲慢さのことを、「本物の自尊心の代用品だ」と切って捨てています。

いくら、この感情に基づいて努力して何かを得ても、それは偽物なんだということなのです。

 

しかも傲慢さは、他者の視点から見ると、羨望・競争心・憎しみ・搾取 の感情を呼び起こすことになります。

 

そしてこのレベルの困った特徴というのが、「自分には何も怖いものがない」と思い込もうとすることです。

ホーキンズ博士の言葉を借りれば、その証拠に、LOC.175の傲慢さの領域にある人は、「神にケンカを売る」のが特徴だと言います。

 

神社にお参りに行きながらも、お願い事しかしない・「私はこれだけ頑張っているのだから利益を得て当然でしょう」と威張る ような姿を思い起こして貰えばわかりやすいかもしれません。

 

傲慢さの特徴として、他者を操作しようとすることが挙げられます。

しかしそれによって、真の人間関係を破壊してしまうのです。

傲慢さは、実は、罪悪感を呼びやすいという隠れた性質もあります。

(ネガティブな感情同士はくっつきやすく呼びやすいため)

 

傲慢さを抱いていると、その性質ゆえに、自分の本当の自尊心は低下してしまいます。

たとえば。

傲慢さのレベルにある人の特徴として、異様に媚びへつらう ことがあげられます。

媚びへつらうことで、一度相手のいいなりになり、それを通じて自分の望む状態を引き出そうとするのもこのレベルの特徴なのです。

服従、受け身 もその目的のために使われることがあります。

 

要は、媚びたり服従したり受け身になったりすることで、他者から自分への好意的な対応と自分好みのものを得ようとする試みなのです。

「私はあなたに表向きの服従を差し出しますからあなたは私に対して好意を抱いてください」的な。

こう文章にすると気持ち悪い輩でしかありませんが、実際にこれは世界中至る所で行われています。

 

ですがこの表向きの服従によってどうなるかというと、「心に留めたことが現実化しやすい」の法則により、相手から本当に取るに足らない人間として扱われてしまうのです。

 

恋愛相談などでも、「相手のいいなりになると相手に都合の良いように扱われちゃいますよ」とよく言われますが、そのカラクリがこれなのです。

 

なので、偽の自尊心を捨てて、本当の自尊心を心の中に住まわせることです。

我々は本来は、内なる謙虚さと感謝に動かされるのが本来の姿であり、他者や神(天使とかマスターとかも含む)に終始構ってもらわなきゃいけないことはないのです。

だから、「寂しい」とか、本当は嘘なのです。寂しいと思うのなら、自分の中にネガティブ性が巣食っている、という何よりの証拠です。

 

本日の参考文献はこちら。

 

Letting Go: The Pathway of Surrender

Letting Go: The Pathway of Surrender