仕事に関するネガティブな感情は、
本人が関わる事象・状況・問題に関係なく、
「私にはできない」「我々には無理」につながる思考&狂想を焚きつけてきます。
そして、仕事に関するネガティブな感情は、
我々が見るもの、聞くもの、考えるもの、覚えるものを嫌うときに発動します。
つまり、「私には無理」と思う時、あなたはその仕事の内容なのか環境なのか肩書きなのか会社の知名度なのか業務内容なのか取引先なのか客なのか上司同僚なのかはわからなくても、とにかくその仕事のどこか・何かが嫌い ということだ と思っても過言ではないかもしれません。
仕事に関するネガティブな感情は、常に不快なものです。
人間は、嫌いなものに対しては怒り・悲しみ・不安などの感情で反応するようになります。
しかし人間というものは通常不快な感情を抑圧してしまいます。
そうすると、感情というものは無数の思考を生み出しますから、人間は、本当は大元になっているはずの感情が思考過程の一部だと考えてしまいがちですが、実際は感情があるから思考が発生しているのです。
この思い違いは、嫌いな気持ちが我々の思考によって処理されている(というか押さえ込まれている)証拠です。
これをやらないと、お金にならない。怒られる。会社をクビになっちゃう。云々。
感情は抑圧しても消えません。
むしろ、ネガティブな思考として、処理がより難しくなった状態で再浮上してきます。
ネガティブさは状況や出来事それ自体ではなく、状況や出来事に対する我々の反応にあります。
もちろん、これも手放されるべきです。
ネガティブな感情が認識され手放されると、その仕事は「不可能」から一気に「容易にできる」「実行可能」「非常に有用」と変化していきます。
本日の参考文献はこちら。

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