世間では、平和 というのを戦争の対局のもの、というように捉えており、果たしてこの言葉はポジティブな意味で使われているのかな…?と思うときもあります。
さて、そんな「プログラム」は、放棄してしまうのが一番かもしれません。
なぜなら、ホーキンズの教えでは、「平和」というものを「人間が目指すべき最高峰の状態」と捉えられているからです。
まさに最終試験、人間の最終目標といえるかもしれません。
意識のマップをご覧ください。
表の太線より上がポジティブ(人間を育む)、太線より下がネガティブ(人間を破壊する)です。
これは実はさらに分類がありまして、
- 意識レベル1から199までのネガティブ「タマス」
- 意識レベル200から499までのややポジティブ「ラジャス」
- 意識レベル500以上の「サットヴァ」
となります。
意識レベル500以上はものすごいパワーがあるため、「その人の近くにいるだけで癒される」状態の人ともいわれています。
「自分はどんな人間になったらいいんだろう」とお悩みなら、とりあえず、意識レベル500以上の状態を保てることを目指す という方法もあります。
さて、意識レベル600以上というのは、意識のマップの上から2番目にあたります。
このレベルは、最近流行り?の言い方をすれば、「ヤバい」です。
すべての霊的探求者が求める究極の状態であり、個人的な感情・信念体系・アイデンティティー・心配事など全て超越された状態のことをいいます。
このレベルの特徴として、
・内なる静けさ・安穏・時空を超えた・完成・成就・沈黙・満足・包括的な愛情を感じ、ネガティブ性が完全になくなる・完全なる自由
が挙げられます。
何事にも動じない、という言い方がしっくりくるかもしれません。
ホーキンズ博士いわく、このレベルにある人は、行動が努力なしに、自発的で調和が取れた状態で行えるようになり、その効果は素晴らしいものになるとのことです。
そして、宇宙とそれに対する自分の関係についての認識の変化があるとも言われております。
このレベルにあると、念頭に思い描いたことがすぐに現実化するため、「すべては繋がっている」ことをハラオチするようになります。
自分が念頭に置いたことについて、宇宙に対してごまかしは一切効かない、と。
本日の参考文献はこちら。

Letting Go: The Pathway of Surrender
- 作者: David R., M.D., Ph.D. Hawkins
- 出版社/メーカー: Hay House Inc
- 発売日: 2014/01/15
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る