ブログLSOスピンオフ 人生に役立つスピリチュアル特集

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

家族からの信念体系はなぜ現れるか。

ちょっと難しいお題になってしまったのですが、平たく言えば

「なぜ、親の生き様に自分は似てしまうのか?」

というお題だと思ってもらえればいいかもしれません。

 

「親父みたいなヨ〜 酒呑みなどに〜 ならぬつもりがぁ なっていた」

という演歌があったような気がするのですが。

↑なぜこれを知っているのかについては後述

 

いわゆる「顔が似ている」などの生物学的遺伝ではまだ説明しきれない「性格や性向の遺伝」がどうして起きるのかについて、ホーキンズ博士の著書「Healing and Recovery」から引用します。

 

The first thing to realize is that we have options. We can choose to be different and to let go of the belief systems in our family. We can look back and begin to find where the belief systems about middle age and the aging process came from. What constitutes them? We can look at our own childhood and see what the relationship was with our parents, and also look at the time when their parents were middle-aged. When looking at our middle-aged parents, we can remember the pattern, which can be seen like a photograph.

 

最初に気がつかなければならないことは、我々には「オプション」があるのだということだ。我々は、親の信念体系を受け継がずに放棄し、別の道を歩むという選択肢がある。我々は中年時代(概ね30代から50代まで)、高齢時代(概ね60代以降)についての信念体系を振り返り、それが一体どこからきているのかを見つけることができる。何がそれら信念体系を構築しているのであろうか。それは、我々の子供時代と、親との関係、そして親が中年以降になったあとの姿を見ればわかる。我々が中年になった親を見るとき、我々はその姿を写真のごとく、年をとるパターンとして記憶するのである。

 

(中略)

 

We can look at our pictures and the relationship with our parents. Did we love our parents? Interestingly, that love can be the very reason for that identification. It is because we love them that we pattern ourselves after them. If we admire our father who then develops this middle-aged pattern, we identify with and pick up the pattern, not for negative reasons, but out of admiration, innocence, and love for him, along with family loyalty. The same is true of the relationship with grandparents. We get an idea of what old age looks like.

我々は中年以降の親の姿と自分と親との関係を観察することが必要である。あなたは親を愛していただろうか? 興味深いことに、その愛こそが信念体系を取り入れる鍵となっているものである。我々は親を愛しているから、親がなった姿をトレースしてしまうのである。中年になった父親の姿を賞賛するならば、我々はその中年化パターンを(無意識のうちに)取り入れたことになってしまう。ネガティブな理由からではなく、我々の賞賛、無邪気さ、親への愛が信念体系を受け入れてしまうのである。これは祖父母に対しても当てはまる。我々は無意識のうちに祖父母から高齢世代の信念体系を受け取っている。

(若干意訳入り)

 

これは教祖と信者の関係にも同様のことが言えるかもしれません。

自分が親を思う気持ちが、性格や性向、生き方を親の通りにトレースしてしまうのだと博士は言っているのです。

 

表面上は親を憎んでいても、その憎しみが未浄化であるうちは、「にくいけどやっぱり親を愛してる」という気持ちがどこかにあるうちは、親の生き様をトレースしてしまうことになるのだといえます。

 

ちなみに冒頭であげた演歌ですが、筆者の父親がカラオケで必ずと言っていいほど歌っていた歌の出だしです。曲名は調べる気もありませんので書きませんが、父親もまた自分の父親(筆者からすると祖父)と愛憎入り混じった感情を浄化できぬままこの世を去り、そしてなおこの世に未だ相当な未練があるようです。

 

感情を浄化するということは人生のうちでも最重要課題なのかもしれません。

 

本日の参考文献はこちら。

 

Healing and Recovery (English Edition)

Healing and Recovery (English Edition)