恥というレベルが意味するものに「重度のうつ状態」と「猟奇殺人」(残酷な行為)があります。
ホーキンズ博士の著書「Transcending the Levels of Consciousness」によると、この「重度のうつ状態」については、確かに生命エネルギーがもっとも枯渇した状態にあり死に近いが、そのエネルギーのなさゆえに自死することすらできず、「食べ物も一切摂らず身の回りの支度もせずそのまま死を待つ状態」という説明があります。
また、集団自死を選んでしまうのも、このレベルの特徴と言われています。
そこから抗鬱剤などを使用することで本人のエネルギーが上がり始めると、今度は自死するエネルギーが出てきたことで自死を選んでしまうことが多くなります。
しかしこのパターンは「死への渇望」が自分自身に向けられている場合の行動パターンであり、これが自分自身ではなく外部に向けられた場合は他者を殺害という行動パターンに変わってしまいます。
前回記事で、恥のレベルを形成するのが幼児時代における育児放棄や各種虐待に起因するという話をしましたが、そのような家庭で育った子供が動物虐待やその他残虐な行為を行うことがあります。
言うまでもありませんが女性に薬入りのアルコールを本人を騙して飲ませて性的暴行を加える輩などもこのレベルに属しています。
このレベルは(他のネガティブなレベルにも若干の関わりはありますが)性的虐待とも深い関係があります。
だから昨今の聖職者による性的虐待などは論外で、そのような輩が神だのキリストだのブッダだの説く資格などあるわけがなく、既存宗教が信用されなくなってしまうエネルギーフィールド的要因を作ってしまっています。
このレベルに関わると自分の意識レベルも一気に落ちます。
そして、人に「恥」を植え付ける行為を行うということは、語弊を恐れずに言うならそれだけ世界と宇宙に対して大損害を与えており、いずれカルマの法則により自分もまた大打撃を受けるということになります。
本記事の参考文献はこちら。

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