この記事は多分なんのひねりもないと予想しうるのですが、博士の著書に紹介されているのを読んで「へぇ〜」と思ったものを紹介します。
なので、「へぇ〜」程度に読んでいただくといいと思います。
地球とそこに住む動物の歴史を紐解くと、動物が生き残るために「弱肉強食」の原理が長いこと貫かれてきました。
人間界においても長いこと「弱肉強食」の原理が幅を利かせており、未だにそれこそが生きる術だと信じて疑わない人も一定数いるのも事実です。
この、「弱肉強食」、つまりプレデターが獲物となるべき他の動物(植物なども含む)を喰らって生きながらえる行為というのが、外部からエネルギーを奪ってでもしないと生きられないという信念体系を作り上げてきましたし、そのようにしてしか生きられない動物たちを作って支えてきたわけです。
動物もそうですが、人間の中にもそう考える人が一定数います。
「与えることで与えられる」という霊的真理が理解できず、「奪うことこそが生き残るための至上命題だ」としか考えられない人が。
つまり、自分が生きるためのものを外部から奪ってこないと生きていけない。幸せというものも当然外部にある。
そう考えるようになるわけです。
ちなみに人間が上記のように考えているとき、基本的に当の本人は動物的本能にマインドを支配されている状況にあり、性的な物の見方でしか物事を見ることができない(男性が女性を見ると即性的なことしか考えなくなる等)、価値がありそうなものを(やってはダメな状況にも関わらず)奪うことしか考えなくなり結果として損失を被るといった結果になりやすくなります。
それを裏付けるかのようなデータがあります。
動物の中でもいろいろ意識レベルが分かれているのですが、肉食動物のほとんどは意識レベル200未満です。
ライオンやトラに至ってはなんと意識レベル40と測定されています。
逆に、ウサギなどは意識レベル200以上、肉食動物とはいえ家ネコや飼い犬の意識レベルは概ね240以上になります。
筆者の車も「プレデター」をアイコンに冠した車なのだけど…(汗)

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