恐怖のレベルにいると、神のことを恐ろしい存在と思うようになります。
意識レベルというのは、「今自分は、何でもかんでもその名前がついた色眼鏡で物事を見ている状態だよ」ということをも表しているからです。
ということで意識のマップを再掲します。
たとえば、恐怖のレベルにいる人は、何でもかんでも恐怖の観点から物事を見たり解釈したりしてしまうということです。
だから…神様!? お空にいて、いつも自分たちの「悪いこと」をチェックして、罰を与える存在なんでしょ!?
怖ー!!
というのが、恐怖のレベルにおける神の解釈になります。
博士いわく、恐怖は、罪悪感そのもの、刑罰、地獄と結びついているということです。
この状態で神社とかで願掛けをして、叶うとでもお思いですか? (笑)
あえて、(笑)をつけました。
以前の記事で、筆者に依存しておきながら嫉妬し、あるいは別のネガティブな感情を抱いていた高校時代の同級生の話をご紹介しましたが、彼女は「いろいろ相談できて的確な答えをくれる人」は筆者しかいないと話していたのに、結局、今後一切話しかけることもできない状態を彼女は自ら作ってしまったのです。(真相を話せば、縁を切ろうと思った矢先、先方がFBのブロック機能を使ってきたためそれまでとなりました)
恐怖を処理しないでいるということは、こういう展開が待っているのだということです。
要は、神頼みしておきながら、「神は怖い存在だ」と思っているということは、自ら神との縁を切っているようなものなのです。
だから、「ほら、これが欲しいって言ってたじゃない」と神の領域から贈り物を賜っても受け取れないという状態になります。
これを受け取るためには、まず、自分がネガティブな感情を取り払い、受け取りのための障害を取り除く必要があります。
ちなみに、
「今自分は、何でもかんでもその名前がついた色眼鏡で物事を見ている状態だよ」
ということを知っていると、少しは気持ちが楽になるんじゃないかと思われます。
自分と他の人とで同じ物事を見ても感じ方が変わっていた場合、「ああ、この人はこういう状態なのね」と理解できる手助けになるからです。

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