このブログでは意識レベル200未満がネガティブで…、意識レベル200以上がポジティブで…という話を事あるごとにしていますが、これがなぜ大事なのか? という話をもう一つの視点からします。
何かを指摘されるとすぐカッとなる人って結構多いですね。
こういう人は軒並み、意識レベル200未満のネガティブな輩だと思ってよさそうです。
ホーキンズ博士の著書には、意識レベルと脳機能の変化について触れている著書があるのですが、底に書いてあることを要約すると、意識レベル200以上かそれ未満かで、脳の働きに違いがでる、ということです。
意識レベル200未満のとき、左脳が優勢となり、感情は非常に早いスピードで海馬に送られます。
意識レベル200以上のとき、右脳が優勢となり、感情はゆっくりと送られます。
基本的に感情というのはネガティブな種類のほうが多く、ましてや意識レベル200未満となるとネガティブな感情が優勢な状態にありますから、ネガティブな感情が先に出てしまうということになります。
隠しておけないんですね。
とっさの怒りを覚えたとき、善良な人であれば理性で感情を抑えるのでしょうが、理性が働く前に感情が到達するのが先なため、自分の感情を抑える事ができないというのが意識レベル200未満の特徴の一つです。
もっと要約すると、意識レベル200未満の輩は、その脳機能ゆえに自分の感情(特にネガティブなほうの)を抑えることができないということになります。
よって、突如喧嘩がはじまったり、ひどいことになると傷害や殺人に発展することもありますね。
「あの人はキレやすいからねー」と、笑っている場合ではありません。
職場でそのような兆候が見えた人に対しては早いところその対策をとるべきといえますし、もし、これから結婚しようかな…と思う相手がとっさのことでキレる、という姿を一度でも見せたのなら、結婚自体を棚上げして冷静になることが必要かもしれません。
パートナーのDVで子供が死んだ…そういえば結婚前からキレると手がつけられない一面があった…だけど好きだったから…と、逮捕されてから後悔の日々を送る人も決して少なくないはずです。
意識レベルの上昇は、本人にその気がないにもかかわらず周囲が働きかけて実現できるものではないため、「いつかは改善されるかも」なんて希望は、夢物語でしかありません。
意識レベル上昇には本人の意志と努力が絶対的に必要不可欠です。
弊社でも、不都合な事を指摘したときに逆ギレしたり言い訳をして論点をすり替えたりするような輩は基本的に契約解除・出入り禁止という措置をとっています。
それが弊社なりの業績維持のコツなのかもしれません。

Reality, Spirituality and Modern Man
- 作者: David R. Hawkins M.D. Ph.D
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