人生に活かせるスピリチュアル~デヴィッド・ホーキンズ博士の教えから

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

意識レベルについて:「勇気」 その10 勇気を超越するには

すでに素晴らしいレベルなのでこのままとどまってもいいんじゃないかという気がしなくもないですが、上には上があるということで、ホーキンズ博士はこのレベルのさらに上を行くにはどうしたらよいかを著書「Transcending the Levels of Consciousness」で紹介しています。

 

これまでのネガティブのレベルにあるうちは、臨界点にたどりつくために大きな障害がいくつもありました。

特に、エゴのナルシスト性を放棄するという、大きな大きな課題があったわけです。

ネガティブ性の領域にある人にとって、エゴのナルシスト性(例:傲慢さ、増長っぷり)を放棄するということは、死ぬよりも辛いことだったりします。

しかし勇気以上のレベルにある人から見れば、「なんだそんなもの、さっさと捨てちゃえば楽なのに」と首をかしげるくらいのものなのです。

 

そのナルシスト性を概ね放棄したところに、臨界点はやってきます。

しかしまだまだネガティブ性と近い場所にあるのも、勇気のレベルの特徴です。

 

勇気の領域にあっては、神に対する自分の視点がそれまでとガラッと変わります。

神は怖くて、バチをもたらす存在だ! そんなネガティブな視点から、神は信頼できる正義の存在だ、とポジティブな視点から見るようになります。

 

勇気のレベルに入るとさらにそこから意識のマップでいう上位のレベルにあがるためのパワーを得られるところではありますが、それをきちんと発揮できるようになるためには、「罪悪感を避けること、霊的責任を受け入れること、誘惑を拒否すること」です。

ここでいう誘惑とは、「エゴのネガティブ性」のことです。

 

実は、ネガティブ性を超越するということは、自分の(マインドの)力では成し遂げられず、祈りと霊的真実への献身(簡単に言えば、物質世界上の一般常識に振り回されることなく、霊的真実に基づいた生活を送ること)が必要と言われています。

勇気のレベルにあがると神に対してポジティブな見方ができるようになるため、祈りについても霊的真実についてもすんなり受け入れることができるようになります。

 

祈りについて、この章においてホーキンズ博士はこんなことを言っています。

 

「祈りとは神の意志を敬い確認するものとみなされる。

 (神に)指導を求めることは謙虚さと(己の)性格上の欠陥を受け入れることの当然の帰結である。」

 

その上で、この章は、こんな言葉で締めくくられています。

「勇気とはエゴによる抵抗・誘惑・障害にもかかわらず、内なる正直さと完全性のことを従うべき人生の原則として受け入れる、という決定がなされた意志の行為の結果である。

 意志と練習を積むことによって、内面的にも外面的にも生命の強さが増すことになる。」

 

本日の参考文献はこちら。

 

Transcending the Levels of Consciousness (English Edition)

Transcending the Levels of Consciousness (English Edition)