意識レベルシリーズの「勇気」は前回記事でひとまず終了となります。
さてその次は「中立」のご紹介をするわけなんですが、その前に、人生が「どうしても動かない」ときに、どうすればよいか? という話をさせていただきます。
この記事はホーキンズ博士の教えの紹介というよりは筆者の個人的体験から得られた気づきのシェアになります。興味がない方は別の記事をお読みください。
停滞 の具体的な現象としては、人間関係がギクシャクする、自分のことを認識してもらえない・いくら努力しても言いたいことが伝わらない(程度が進むと、「話を聞いてもらえない」状態になる)、仕事が進まない、お金の巡りがよくない、最愛の人が離れていく…と、ほぼ間違いなく「その人にとって一番恐れている事態」が発生する、ということです。
祈っても祈っても、次の日も変わらない。その次の日も変わらない。そうして充実感のない日々が流れていく。そんな感じです。
停滞している ことを受け入れるのはもちろんなのですが、それだけで人生が動き始める…わけはありません。
祈っても何も起きないのは、自分が「神からのメッセージや恵みを受け取る」状態にないからです。
意識レベルがネガティブなものを信仰してしまっている。ネガティブな願いを抱いてしまっている。自分の生活に対し、ネガティブな思いを抱いている。一見神にお願いしているようには見えるが、実は結果の出方にこだわりがあり、「こういう結果が出てくれないと困ります」と神に指示を出している状態になっている。
ここでいう「ネガティブ」とは、ご存知かとは思いますが、意識レベルが200未満ということです。
意識のマップを再掲しますので、参考にしてください。
そうしたネガティブ性を一つずつ丁寧に直視し手放していくことが、停滞から抜け出す最良の方法となります。
筆者は最近、願望を一つ手放しました。
それは、3年かかって一向に先へ進まない、それどころかそれを願えば願うほど資金が枯渇するような願望であるにもかかわらず、そのことに気がつかないまま時が過ぎていました。
それを叶えるには多額の資金が必要なため、「まあ、そのうち」と呑気にしていたのです。はっきり言ってしまえば、某高級車を手に入れることだったのですが。しかし「周囲の賞賛を集めたい」などという下世話な動機ではなく、ショールームでそれを見て一目惚れしてしまった。世の中にこんな美しい車が…、と思ったのがキッカケで、キネシオロジーテストで試したらどうやら意識レベルも高めだ、ということで、目標に設定してしまいました。
ところが全長5メートル超え&車幅180センチ超&1000万円超の高級車であることが祟り、仙台市内中心部でいくら月極駐車場を探しても受け入れてくれるところが見つからないのです。そのために引越しが遅れていくし、当時は通勤時間が50分もかかっていたため自分が代表を務める会社であるにもかかわらず出勤が嫌になっていくし、ということで一度棚上げにしたらその翌週に条件のいい引越し先が見つかったという経緯があります。
おそらくもっと探せば駐車場も出てきたのでしょうが、こういう現象こそ、スピリチュアル的「違うそうじゃない」なメッセージと思うべきだったのです。
なんでその車がダメで今の車ならOKなのか、筆者には未だにわからないのですが。(両者ともプレミアムと称されるメーカーであり、グレードにもよるものの同価格帯なんですが)
にもかかわらず、筆者は未だに心のどこかでそのダメな方の車を手に入れることを考え続けている。これでは恵みを受け取れないのも道理です。
ということで、その車のパンフレットは一切捨て、その車に関する全てのイメージや願いを手放すことにしました。イメージというのは、例えば、「その車に乗ってドライブしている自分」的な想像も含みます。
基本的に、高次元の介入による物事の解決方法というのは「ブッ飛んで」います。人間の小さなマインドごときにその鮮やかさは理解不能だし想像すらできないのです。そして、「具体的にはこうしてほしい」という要求は一切できないようになっています。
神が会社の上司、自分が部下だったとして、どう頑張っても自分ができない仕事を上司に相談するとき、方法や望む結果をいちいち部下の立場から指図するのかという話と同じです。
こういうときは上司にその仕事に関する全ての判断を仰ぐはずです。それと同じです。神の采配を仰ぐのです。
そして、願望を祈るとき、声として聞こえなくても必ず問い質されます。
「それを叶えてどうするつもり?」と。
その理由にがネガティブ(意識レベル200未満)が隠れている限り、その願いは自分が望むような形では神には届かないのです。