ブログLSOスピンオフ 人生に役立つスピリチュアル特集

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意識レベルについて:「理由・知性」その5 知性とエゴ

エゴというのは動物的な衝動のことだと言っても過言でないと思われるため、理由・知性の性質は、エゴにとってはかなりの脅威となると思われます。

 

実際、ホーキンズ博士も著書「Transcending the Levels of Consciousness」の中で、以下のように説明しています。

 

「理由(理性)、論理、教育の組み合わせは、エゴの原始的な、ナルシスティックなコアの圧力を相殺する強い装置である。(エゴは、より高い価値観と社会の統合性に対して恐怖を感じる。)合理性の敵の一つとして、自分の利己的な欲望を達成するために知性を歪め偏らせるナルシスティックな私利私欲がある。低い意識レベルにおける知能は立ち位置を強化し、正当化された動物的本能に基づく行為を許し、他者に対する支配を行うもう一つの武器として悪用される。」

 

エゴは知性さえも利用して自分の思うように人間を操ろう…というわけです。

困った話ですが、歴史の中で権力者が知性や霊的真実を自分のエゴの思うように書き換えた結果国が滅んだ事例は枚挙にいとまがありません。

 

この典型例が「道徳的相対主義」といえます。

博士も書籍「Transcending the Levels of Consciousness」の中で道徳的相対主義について取り上げているのですが、道徳的相対主義とは「何が良くて何が悪いかは、その文化や歴史、個人の考え方によりけりでしょう」と言いつつ、平気で殺人を犯す…というものがそれだと考えてもらうとわかりやすいかもしれません。

これを突き詰めれば、戦争もOK! 殺人もOK! 暴力上等!! となるのは目に見えています。(霊的真実にこんな考えはありません)

この姿勢こそが、理由・知性のレベルを汚し、本人の意識レベルを(関わった人をも)低い意識レベルにたたき落としてしまうものといえます。

 

今の日本では、意外と、道徳的相対主義がはびこっているような気もいたします。

 

本日の参考文献はこちら。

 

Transcending the Levels of Consciousness (English Edition)

Transcending the Levels of Consciousness (English Edition)