人生に活かせるスピリチュアル~デヴィッド・ホーキンズ博士の教えから

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

意識レベルについて:「愛」その11 愛を超越するには

ただでさえ素晴らしい領域なのに、これを超越するって!?

と思われそうな気もします。

 

実はこの真実の愛のレベルには欠点もあります。

まず、愛が「条件付き」だということ。

博士ははっきりとは言っていないのですが、文脈から推察するに、「絶対に許せない人」がいてもこの領域にあがることは可能なようです。

ただ、この状態ですと、いつかネガティブ性に絡め取られてせっかく上がった意識レベルが下がる可能性があります。

そうすると、低次元アストラルの餌食になる可能性もあるし、また這い上がるのは並大抵ではありません。

 

ということで、さらにこの領域を超越するために何が必要なのか、という話です。

 

博士はこのことについて、

「進歩し続けるためには、条件付きの愛を無条件にサレンダーすることが必要」

としています。

さらに、どうしても許せない人がいるときにはかなり辛い言葉になりますが、

「愛を無条件の愛に引き上げる鍵は、過去の経験、密かな疑い、(許せないある人を)愛せない人として見てしまうことを取り消し許す意志である」

としています。

 

簡単に言えば愛せない人にも真実の愛を向けなさいということです。

 

ただ、これは、他人に対してだけではなく自分自身に対しても同じことが言えます。

特に、自分を犠牲にしてまで他人に尽くしてしまう癖がある人へ。

まずは自分自身を大事にして、自分に親切にすることです。

自分に親切にするとは、自分の気持ちをよく理解することでもあります。

 

博士の話に戻して、

「自分の知覚(=ものの見方)を許しサレンダーする意志により、知覚は再構築化され、それは単に、エゴの盲目的えこひいきに基づく人間の制限ないしは信念体系のプログラミングがもたらしていたものなのだと気がつくことになる」

とも。

 

自分のものの見方には必ず「クセ」(傾向)があります。

自分が心の中で他人を責めているとき、相手の視点からその行為はどう映っているのか?

瞑想しながら見直すのもありかもしれません。

 

さて、この段階で、それまで「良い/悪い」の観点から見ていたのが、「望ましい/望ましくない」「好ましい/好ましくない」という観点に変わることがあります。

この観点の変化の意味については、意識レベルシリーズ「受容」をお読みいただくとわかりやすいかと思います。

物事に白黒をつけようとすることは、人間の知覚=エゴ由来がなせるものであり、霊的な視点で言えば白黒の観点は存在しないのです。

 

本日の参考文献はこちら。

 

Transcending the Levels of Consciousness (English Edition)

Transcending the Levels of Consciousness (English Edition)