人生に活かせるスピリチュアル~デヴィッド・ホーキンズ博士の教えから

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

男性は権力とカネの中に神を見る。女性は人間関係の中に神を見る。

前回記事に引き続き、「Healing and Recovery」第12章からちょっと面白い一節をご紹介します。

 

臨床的に、自殺・うつ病に至るような抑鬱状態の事象は、男性と女性とでは差がある。それは、自分と神との関係を経験する方法の差に見られる。男性は、神の存在、あるいは自分と神との関係をパワー(権力)という形の中に見出す。古来より謳われる、神の三大性質といって「遍在、全知、全能」が挙げられるが、これにより神はしばしば男性の視点からは力のつながりとして認識される。男性はパワーを求め、そしてしばしば鬱をもたらすような気落ちする出来事は彼らのパワーから分離したと感じるものとして経験される。この場合、世界においてパワーを使い果たすということは、パワーを指し示す肩書・ビジネス・ステータスの喪失を意味する。つまり分離の感覚と脆弱性が癒されておらずまだ存在するということである。それゆえ、お金や社会的地位や権力というものは伝統的に男性の目標となるのである。

女性は一般的に、無意識のうちに神との関係をどちらかというと人間関係の形において多く経験する。以前話した、息子の戦死の知らせ(実は誤報だったのだが)を聞いてからというものロッキングチェアーに終日腰掛けたまま誰からの呼びかけにも反応せず、全ての希望を失ったかのような顔をして窓の外を眺めているだけの婦人のことを覚えているだろうか? 彼女は息子との関係を通じて愛するということを経験していたのであり、息子が死んだということで彼女はその愛から切り離されたと感じたのである。その邪魔(=息子が死んだという知らせのこと)こそが、彼女にとっては気落ちする要素だったのである。

基本的な問題は、男性も女性も一緒なのである。ただ、その形と表現は両者で異なるだけの話で。

 

 

(Healing and Recovery 第12章より)

 

元ネタはこちら

 

Healing and Recovery (English Edition)

Healing and Recovery (English Edition)