霊的な成熟によって、人は人生というものが貴重なものであり、自分が特別な存在だとか、あるいはほかのエゴ的傲慢さ・うぬぼれの幻想に基づく考えに時間を費やすことがあまりに無駄な行動である、ということを理解する。
<解説>
幻想に振り回されると、「定年後の悲哀」なんてビジネス誌のコラムにもよく書かれるような事態になりかねないのです。
あれは、年を取ったから、というわけではなく、しっかりとした霊的真実を知らないまま、あるいは誤解したまま世間的信念体系に振り回されてしまうからそうなるわけです。
とはいえそこからでも、気が付けばいつでも遅くはないのですが。
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Along the Path to Enlightenment (English Edition)
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