霊的な成長は段階的に訪れる。最初は、人は霊的真実を教わりそれを研究する。そして霊的真実を実践し自分の人生(生活)の全側面に適用し、ついにその人は(神・高次元との)霊的な交わりを持つにいたる。献身とコミットメントと実践を通じて、霊的な概念は経験的現実に変わるのである。
解説:
人は霊的な交わりを持つ人となる、のくだりは、原文だと「one becomes the prayer」となり、これを「祈りの人となる」と訳すパターンをよく見かけますが、祈りの人 だけなら本物の霊的真実を勉強しなくてもだれでもなれる、しかし祈りだけで本当に人生改善するかというと「?」というのが筆者の感想ということもあり、prayerの意味の中にあった「霊的な交わり」を日本語訳に用いています。
こうして勉強していても、博士の本ほか「本物の教え」をいくら取り入れても、実践しなきゃ何の意味もないということです。
これは、伝統宗教に携わる面々が引き起こし続ける「事件」を見れば、一目瞭然ですね。
原典はこちら

Along the Path to Enlightenment: 365 Daily Reflections from David R. Hawkins
- 作者:Hawkins, Dr. David R.
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: ペーパーバック