デヴィッド・ホーキンズ博士の教え紹介(一部)のブログ

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マインド その16 2021/2/17

人間のマインドは信念体系の共通性が真実の証拠だと思い込み、そして、当然のことではあるが、歴史はそれが全く反対であることの明らかな例に満ち満ちている。(例として、チャールズ・マッケイ著の「狂気とバブル―なぜ人は集団になると愚行に走るのか」を読むこと。)

 


 

ちょうど身体的な「私」がイメージと対象物をカメラのごとく登録するように、マインドは小さな自己にとって「私」そのものであり、それはいずれ思考・意図・欲望等々を生み出す創作者としての担保とされてしまう独特の分離した個人的なアイデンティティという幻想を永続させるものである。そんなナルシスティックな幻想を手放すことにより、個人的な人生…と思われていた側面すべては実際には自動的にかつ自発的に発生していたものなのだ(つまり個人的な考え云々とは無関係)ということが明らかとなる。

 


 

 すべてのネガティブな感情はその秘密の成果物(報酬)ゆえに持続する。その「エゴ・ジュース」が却下されるとき、思考は減少し、やがて消滅する傾向にある。マインドは「うつろに」なる傾向にあり、これが退屈への恐怖をもたらす。観察することにより、マインドなるものは未来を想像し(=恐れ)、過去にこだわり(=後悔・憎しみ・罪悪感)、あるいは過去を繰り返し思い出し味わうことで楽しみを抜き出すことに忙しい、ということが明らかとなる。したがって、マインドは何かを「する」ことによる娯楽の注目の的となる。 

 

  

  

 (書籍版「Dissolving the Ego, Realizing the Self」David R. Hawkins, M.D., Ph.D. 47~48頁)

 

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