デヴィッド・ホーキンズ博士の教え紹介(一部)のブログ

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

ノー・マインドの道 その7 2021/2/28

世間一般の教えというのが努力によって「獲得する」ものである一方、 霊的な努力において強調されることは、放棄すること、手放すこと、そしてサレンダーすることである。この「ワーク」によって立ち位置は識別され、エゴによる抵抗とエゴによる幻想に満ちたコントロールや統治(というより支配)を乗り越えることになる。したがって、霊的ワークの核心とはマインドを豊かにすることではなく、むしろマインドの働きを止めてそれに頼らなくなること、を伴う。

 


 

複雑さとはエゴ/マインドの知覚である。一本の鋭いナイフが数百もの対象物を切り刻むことができる。必要とされているのはただ一つの行動だけである。同様に、エゴの生み出す厄介なモノすべてからの解放に必要なものとはたった一つのシンプルな、鍵となるコンセプトである。エゴのたった一つの依存とは、主観的快楽・獲得である。それがすべての欲望の、また投影された価値の、そして魅力の秘密の報酬である。これは投影された価値観/値打ち/魅惑/特別性によって誇張される。たった一つの獲物しか存在しないとはいえ、そのたった一つの獲物というのが、欲望の的とされて執着心を引き寄せるすべてのものに重ね合わされているのである。そんな快楽は、それに由来する幸せを伴う。したがって、エゴはたった一つのゴールだけを抱いている。その孤独な動機は多種多様な対象物や人物や品質や出来事や環境に投影されているのである。

 

 

 

 (書籍版「Dissolving the Ego, Realizing the Self」David R. Hawkins, M.D., Ph.D. 61~62頁)

 

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