デヴィッド・ホーキンズ博士の教え紹介(一部)のブログ

スピリチュアルの技術を駆使して人生を改善してきた著者が、その理論と技術を公開。

ノー・マインドの道 その17 2021/3/10

内なるプロセスは主に、新しい情報を獲得するというよりは幻影を無力化することである。

   


 

 

「経験者」というのは、処理されるデータの本質からは独立した意識/気づきの知覚的側面である。これが、人が「私」とか「私の」と、自分と一体化しようとする性質(側面)なのである。観察によって、この機能は、小さな自己はアイデンティティだと主張するだろうけれども、それでもなお自律的かつ非個人的なものであることがわかるだろう。経験者は「誰か」ではなく「それ」なのである。それは自律的な機能性なのである。それは多機能の調査プローブの能力に例えることができる。エゴ/小さな自己は「経験者」の質の上に栄え、そして実際にそれに依存している。

注意と意欲によって、経験者の誘惑的な魅力は拒否されうる。それの娯楽に屈服することは単に習慣でしかない。それは「あなた」ではなく、小さな自己が同一化した活動でしかないのだ。マインドは、常に線型的な情報をインプットしそして「何が起きているのか」に集中しなければ「頭が真っ白に」なってすっからかんになってしまうと考える。しかし、夜には、睡眠というものが経験者の終わりなきおしゃべりから解放してくれる。したがって、マインドはできることは3つしかないと考える。(1)経験すること(2)眠ること(忘却)あるいはおそらくだが、(3)夢を見ながら眠ること。しかし相対的に通常のマインドが知らないのは、第4の状態、つまり気づきそれ自体の状態、そして経験したことやコンテントから独立していること、またあるいは参加、分析、そして記録することである。この根底に横たわる質は努力要らずであり、平和であり、競争的ライフスタイルと調和するのである。これは古来的にサマーディと呼ばれる状態へと導く。

 

 

 

 

 (書籍版「Dissolving the Ego, Realizing the Self」David R. Hawkins, M.D., Ph.D. 71頁)

 

原典はこちら